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自分のやりたいことが見つからない3つの理由

やりたいことが見つからない。

自分にとっての幸せとはなんなのか。

そんなことを考えている人は多いのではないでしょうか?

 

自分も過去そうでしたし、痛いほど気持ちは分かります。

(現在も迷いながら進んでいます笑)

ただ、自分としては今の時代、

「やりたいことが見つからない」のはある種当たり前だと思っています。

 

最近では、好きなことで生きていく

という言葉をよく耳にしますし

本屋では「君たちはどう生きるか」なんて本が人気の本として置いてあったりもします。

みんな人生迷っているんですね笑

 

誰しも、一度は思ったことがあるはずです。 

本当にこのままでいいのか。と

 

自分は大学生とよく話しますが、本当にこの悩みを持っている人は多いです。

原因はたくさんあると思いますが、

自分なりにその原因を考えてみました。

個人の見解として読んで見てください。笑

 

原因① 先の見えない時代

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今は先が見えない、未来が不明確な時代と言われています。

VUCAとかいう言葉で表したりもしますね。

ちなみにVUCAとは

Volatility(変動性)

Uncertainty(不確実性)

Complexity(複雑性)

Ambiguity(曖昧性)

 

の4つの単語の頭文字をとって作られた造語です。

まあ、一言でいうと、

「先が見えにくいよね、予測不可能だよね」ってことが言いたいわけです。笑

 

想像してみてください。

今大学生だとしたら、2020年くらいに働き始めて

60歳まで働くとしたら(もっと伸びてると思いますが)

退職するのは2060年付近です。

 

すごい未来ですね。どんな世界になってるんでしょう。

まだ、タクシードライバーやコンビニ店員は存在しているでしょうか。

車はまだあるのか、、、iPhoneとかどんだけ進化してるのか、、、、

 

ぶっちゃけ、想像できないですね笑

 

だから不安になるわけです。

本当にこの選択が正しいのだろうか。

この選択をして生涯やっていけるのだろうか。

 と。

 

怖いですね。不安になりますね。

けど、決めるしかない。

 

結局何を選んでも、生涯絶対に安泰なんてない訳です。

仕事に自分のやりがいを求める人なら、特に。

だからこそ、どこかで腹を括らなければいけない。

 

これは自分にも、常に言い聞かせています。

決めるのが苦手な自分に。 

自分で決め、行動することはとても怖いことですが、

その積み重ねこそが、やりたいことの明確化へと繋がると思っています。

 

原因② 選択肢が多すぎる

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選択のパラドックス

という言葉を知っていますか?

 

簡単にいうと

人は、選択肢が多ければ多いほど不幸を感じやすくなる

という心理作用です。

 

選択のパラドックスに関する実験の話です。

24種類のジャムが置いてある状態と、6種類のジャムが置いてある状態

どちらが売れやすいか、というのを検証したそうです。

 

24種類置いてある方が売れやすそうじゃないですか?

ところが、実験結果は6種類しか置いていない状態の方が売れたんです。

前者は後者の10分の1くらいの売上にしかならなかったそうですよ。

 

どういうことかというと、

選択肢が多ければ多いほど、選ぶのが大変になり、

選ぶことから逃げるようになります。

選択した後の後悔が大きくなります。

 

選択肢が少ない方が人は幸せなんですね。

 

さて、ここからが本題です。

今の時代を見てみましょう。

 

インターネットや本の普及に伴って

情報の非対称性は解消されてきています。

それと同時に

色んな選択肢が見えてしまうのです。

 

こんな好きなことやって生きてる人がいるのか。

幸せそうに見えてたけど、実はしんどいこともあるんだ。

とかとか。

 

多くの人は、高校生まで思考停止しています。(偏見な気もするが)

自分が将来何したいかとか、そんな真剣に考えていません。

すごく狭い世界で生きているんですね。

ある種、その方が幸せだったのかもしれません。

 

大学生になってから多くの人が悩み始めます。

色んな選択肢が見えてしまうからです。

多様な価値観に触れるからです。

 

クラスで優秀と言われていた人と、社会で優秀と言われる人の

能力値の相関性の無さに絶望します。

いきなり、バカでも関係ない!とか言われるわけです。笑

 

ただ、逆にいうと

やるべきことを絞ることができればハッピーですね。

これはすごーーーく昔の偉人や成功者から現代まで、

ずっと言われていることですが、選択と集中しろってことです。

 

選択肢はたくさんあるけど、何かやることを決めて、

そこに時間と労力をぶっ込む。

それをした先に、何か新しい気づきが生まれます。

 

中途半端にやっても何も得られない

 

自分の所属している団体では、常に言われていることですが、

心にグサッときますよね笑

多くの人は、分かっていても選択と集中ができません。

だからこそ、それができるだけで、希少性の高い存在になれますよ。

 

原因③ 行動しない

 

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自分もその状態に陥りがちですが、

やりたいことが分からない人の多くが、めっちゃ考えます。

 

考えて考えて考えて、そしてまた考えます。

 

基本、人は変化を嫌います。(心理学的にも)

新しいこと始めたり、今とは違った環境にいこうとすると

ブレーキを掛けます。

考え始めてから5秒以上経つと、頭の中で「勝手にやらない理由を探し始める」

なんて、話もありますね。

 

さらに、グーグル先生のおかげで、ちょっと調べれば

基本、体験記みたいなものが載っています。

本来行動してみて得られるものが、その先にある未来が

いい意味でも悪い意味でも、見えてしまうのです。

 

◯◯をやってもどうせ、、、、

やらない理由を見つけるのには、打って付けですね。笑

 

もちろん、これ以外にも色んな原因があると思いますが

とにかく行動しないんです。

 

行動って何を指してるの?というと、ここでは

「自分の興味の赴くままに、今までとは違った選択をしたり、人に会ってみたり、イベントに行ってみたり、違った環境に身を置いてみたりすること。」を言っています。

 

 

やっぱり自分なりに何かアクションを起こすことは大切だと思っています。

(最近つくづく思う。笑)

やりたいことが無いなら、少しでも興味があることを、とりあえずやってみる。

やりたいことがあり過ぎて絞れないなら、やりたいことを全てやってみる。

ぐらいの意気込みで。笑

 

とりあえずやってみて、自分のやりたいことかどうかを検証する。

これは、自分のやりたいことではなかった。

ということが分かる経験が、とっても重要です。 

 

やるべき、すべき、ではなく

「自分が今やりたいか」

この感覚を信じて、自分のやりたいことをやった分だけ、その都度、

これは違ったな、ここは良かったけど、この部分は嫌だった

みたいに、自分を知れるんだと思います。

 

ただひたすら本を読んだり、考えてるだけじゃ得られないですよね。

 

 

 

 

 

だいぶ長くなりました。笑

色んなことを書きましたが、

自分もまだまだ本当にやりたいことは、わかりません。

 

ただ、一つ言えることは

自分のやりたいことというのは、誰かが辿ってきた道ではなく

自分にしか当てはまらないもの、だということです。

 

それゆえに、分からないし、悩むし、不安になります。

常に、自らの道を模索しながら、考え、行動していかないと

本当に「自分のやりたいこと」

には辿り着けないんだなあと感じます。

 

てかそんなのあるのか?その場その場で変わるんじゃね?

とも思っています。笑

 

この答えは、まだまだ出なそうです。

いつか答えが出せるように、これからも行動していきたいと思います。